登場人物は3人で
森の中の一軒家で物語は完結します。
あらすじ
良典と香苗は事故死した弟、悟の7回忌に合わせて実家に帰省しました。
母、悦子は歓迎してくれたものの、なにか気味が悪い感じです。
手巻き寿司で食事を終えた後、
悟の供養の為に何かの葉をちぎるのですが、
丁寧でない出来栄えに母親が怒り、それに反応して良典もあいそをつかします。
明日になったら帰ろうとするのですが、
その夜、
穴を掘っている母親を見た香苗は拘束され、
香苗がいなくなったのに気がついて探していた良典は母親から水を手渡され、つい飲んでしまい、気を失ってしまいます。
気がつくと、良典は拘束され、何かの儀式の生贄にされていました。
屋根裏で拘束されている香苗は散らばっている書物から
母親が悟を蘇りさせようとしているのを知り、なんとか脱出しようとします。
拘束をほどいて、母親の頭をたたき、良典を助けだしました。
良典が目覚め、喜ぶ香苗でしたが、
彼はもう良典ではありませんでした。
感想
母親悦子の気味悪さが際立っています。
そこら辺にいそうな方で、もしいたとしたら、近寄っちゃいけません。
こういった系の物語、乗り移り系は海外に多いのですが、
(カルト宗教の種類が多い)
純粋に日本映画でこのレベルは素晴らしいと思いました。
最初にカップルが実家を訪れた時、テーブル上に水が入ったコップが置いてありました。
それは母親自ら捨ててしまうのですが、
何か意味があったのでしょうが、わかりませんでした。
宗教というものは人間を変化させる力があります。
悪人を改心させることはいいのですが、
こういうのだとだいぶ困ってしまいます。
人間は弱いものだから、何かにすがってしまうのだから、やめて欲しいと思いました。
お読みいただきありがとうございました。
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お色をピンクで揃えて、テンションを上げてます。
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