漫画とアニメが大ヒットしたので、タイトルだけは知っていました。
口コミの評価は悪いけれど、
なかなか楽しめる作品になっています。
あらすじ
幸せに満ち溢れた孤児院で、子ども達が暮らしています。
引き取り場所が決まると、みんなとお別れをして旅立ちます。
子ども達は特殊な勉強法を受け、
知能が発達しており、
中でもパーフェクトなのは
レイ・ノーマン(板垣李光人)・エマ(浜辺美波)です。
ある日、
ここは鬼達へ貢ぎ物をするため人間を飼育していた場所だと気づきます。
鬼はお馬鹿さんなので、知能の高い人間の脳を食していかないと暴れてしまうらしいのです。
人間世界と鬼世界で相談し、
鬼に食べさせる脳を育てるために、孤児院は存在していたのです。
孤児院は数ヶ所あると思われます。
西暦は2045年11月になっていました。
近未来ですね。
子ども達がママ(北川景子)と呼んで慕っているイザベラもここの出身でした。
レイ・ノーマン・エマが中心になり、孤児院を脱走するのですが、
外の世界の様子などを見せず、その脱走が成功しただけのシーンで終わってしまうので、
不完全燃焼でした。
イザベラの物語:
イザベラは孤児院にいる時、恋に落ち、子どもを宿し産んだそうです。
ですが、赤ちゃんは死んだと教えられていました。
その赤ちゃんがレイだったと思います。
レイはほとんどの人間が幼児期健忘で忘れてしまう記憶を持っています。
胎児でお母さんのおなかにいた頃、イザベラが作った歌を歌っていました。
イザベラはそのことに気がついていたと思われます。
感想
全体的にセリフが舞台みたいな言い回しになっています。
それを下手くそと言っていいのかどうか。
撮影当時の年齢:
レイ:13歳
エマ:19歳
ノーマン:17歳
浜辺美波さんは超絶可愛いけれど、
レイが物語相応年齢なので、老けて見えてしまいました。
かぶっている感ありありのカツラも残念です。
ママのママ、グランマは往年の大女優、三田佳子さんで特別出演です。
そのそばに謎の男、松坂桃李さん、友情出演です。
外の人間世界の情報はこの2人のみです。
映画は完結していません。
脱走しただけです。
知能が高い子ども達ですから、
鬼のために人間を犠牲にしない世界を作ってくれるのではないかと思います。
子どもだったイザベラも逃げようとしたけれど、
諦めて、説得され、
ママとして
子どもを育て、質の良い脳みそを作り上げることに全力をかけるようになってしまいました。
これは洗脳されたと考えて良いと思います。
洗脳は恐ろしいことです。
間違っていることがわからなくなっています。
彼氏とお腹の子どもの両方を失い、心が弱ったところに洗脳されてしまったのではないかと思います。
諦めて、服従する方が楽だったのだと思います。
シスタークローネ役の渡辺直美さんの素早い動きが楽しかったです。
お読みいただきありがとうございました。
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