ふしぎ駄菓子屋 銭天堂の紅子さんはみんなにぴったりの駄菓子をくれます。食べる前には必ず注意書きを読まないと後で大変なことになりますよ。
登場する駄菓子たちは効能を想像するだけで面白いのだ
ホーンテッドアイス
酔わんようかん
チュチュットチューインガム
シークレットタブレット
ハッピーナッツ
けんか上糖
猛獣ビスケット
ヒップホップコーン
ほっとけケーキ
型ぬき人魚グミ
天晴れレモン
ミュージックスナック
ヤマ缶詰:テストに出てくる問題がピンっとわかる:昭和59年の五百円玉
歯みがきナッツ
うらめしパン
子豚のヨーグルトン
お稲荷せんべい
泣かんパイ
*お客が駄菓子に満足するといただいたお金が招き猫になる。
招き猫はお菓子を作るようになる。
招き猫にはそれぞれ名前がある。
反対に満足しないと
不幸虫が現れる。
登場人物
銭天堂主人:紅子:天海祐希
等々力小太郎:小学5年生の担任:大橋和也
等々力まどか:美大の受験を考えている高校生:にじいろ水あめで同級生を救う
相田陽子:大手出版社ファッション雑誌の編集者:おしゃれサブレでおしゃれにはなるが、、、:井原六花
たたりめ堂で強欲あんこを食べてしまった。
龍介:もてもてもちを食べて急にもてるようになったが、注意書きを読んでいなかった。
注意書き:このもてもてもちを食べると誰からもモテモテになります。
でももてるためには品格が必要なのです。
もてるからといって
誰かにつめたくした場合
ばつとして本当に好きになった人からきらわれるようになることをお忘れなく。
ひどい態度を取った回数分、ふられます。
雄太:ヤマ缶詰を食べて、成績が上がった。
しかしヤマ缶詰は答えを教えてくれるだけで、それをテストに使うためには普通に勉強しなければならなかった。
雄太はたたりめ堂でずるずるあげもちをもらった。
ずるをすればするほど、
篠田さん:型ぬき人魚グミを食べて泳げるようになった。
松下英子:バイリンガールというマスコットをつけて英語がペラペラになった
藍花:インココインを食べてものまね上手になった。ただしインコの天敵、ヘビの鳴きまねをすると声がガラガラになる。
有馬先生:おもてなしティをゲットし、彼女が出来た。
たたりめ堂の店主:よどみ:上白石萌音
あらすじと感想
昔からある先人の教えがある。
そういうことをこの駄菓子たちは教えてくれていると思った。
紅子さんが売った駄菓子はきっかけにすぎなかった。
雄太はヤマ缶詰を食べた。
教科書を開くと
テストの答えが浮かび上がってくる。
だからその答えを覚えるためにある程度の勉強は必要なのだ。
雄太はそれが面倒になり、不満を感じてしまった。
そしてたたりめ堂で
ずるずるあげもちをもらうことになった。
雄太は食べようとしたけれど
小太郎先生が止めてくれた。
小学校の道徳の授業で観てもいい映画だと思った。
紅子役の天海祐希さんは素晴らしいのだが、
わざわざ天海祐希さんに特殊メイクしなくても
松坂慶子さんならちょうどピッタリだと思った。
幸せな気持ちになれる映画でした。
お読みいただきありがとうございました。