クリントイーストウッドさんが大好き。
政策総指揮にはスティーブン・スピルバーグさん。
あらすじ
サンフランシスコ在住のジョージ(マットデイモン)は人の身体に触れることで
相手の過去の経験や死者との交流ができます。
幼い頃の病気が原因でそうなったのかもしれないと思っています。
兄ビリーとそれでお金を稼ぐ時期もありました。
ジョージはそのことに苦悩を感じています。
ロンドン在住の一卵性双生児ジェイソンとマーカス(マクラレン兄弟)。
マーカスはいつも兄を頼りにしていますが、交通事故で兄は突然死んでしまいます。
パリ在住のジャーナリスト・マリー(セシール・ドウ・フランス)は津波で死にかけます。
そこで臨死体験をし、人生観が変化します。
死というものに直面した3人がそれぞれの体験により
かかわっていき、
またそれぞれの生活に戻っていく様が物語になっています。
感想
温かい気持ちになれる物語です。
生きていても死んでいても心が通じ合う、死んだ人のことは心配しなくていいんだと教えてくれます。
ジョージは
身体が触れるとその持ち主が会いたい、話がしたい人と繋がることができます。
人に役には立つけれど、自分にはメリットがありません。
以前には兄ビリーの金づるのような感じです。
マーカスは兄の死が受け入れられなくて、様々な霊能者に会います。みんな偽物でした。
PC検索でジョージの古いHPを発見し、偶然ロンドンを訪れていたジョージを見つけます。
マーカスはジョージにお願いしますが、
ジョージは拒否します。
ジョージが根負けし、マーカスの手を取り、ジェイソンと繋がります。
マーカスしか知らないことをジョージが話し、兄が死後何にでもなれる、いけてる世界にいることで安心します。
ジェイソンは兄の死を受け入れ、立ち直っていきます。
次の日、ジョージのホテルに連絡をよこし、「ジョージの好きな人がいるのはメイフェアだ。」と教えてくれます。
メイフェアにマリーはいませんでしたが、ジョージは長文の手紙を残します。
カフェで再会する2人。
ジョージはマリーとキスし抱擁する想像をしています。
マリーがジョージに気がつき、近寄り握手します。
ジョージには何も見えません。
2人はハグします。
なんとなく幸せが訪れる予感で締めくくってあります。
ジョージが手紙に何を書いたのか、そこを創造するのが面白いと思います。
ジョージは「HEAR AFTER]というマリーの著作を読んでいます。
自身は霊能者であります。その苦悩を伝えたのかもしれません。
最後のハグは解り合える人に巡り合ったという感じでしょうか。
日本でもいたこと言って霊と話すことが出来る人が昔からいました。
嘘くさいと思いますけど、本当に本物はいるのではないかと思っています。
霊感が強い方は霊が見えるというのもありますし、世界には説明できない現象もあります。
すっごく面白いと断言できる映画ではありませんが、
最後はなんか良かったなと思える映画でした。
人間は死ぬけれど、肉体から離れるだけで、霊はいるのではないかと思います。
そんな世界を角度を変えて見せてくれました。
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