銀座メゾンHermès10階にあるLe studioという映画館をご存知でしょうか。
そちらで映画鑑賞してきました。
2023年のテーマが驚きの発見だそうです。
今回「グロリア」を観てきました。
いつもより長い時間でしたが、時間を忘れるほど、面白かったです。
あらすじ HERMÈSの冊子から抜粋
元コールガールのグロリアは、
今はもうすっかりとその世界から足を洗い、ニューヨークのアパートで静かに暮らすことだけを願っている。
そんな彼女のもとに、両親を殺されて孤児となった6歳のフィルが転がり込む。
マフィアに追われることとなったグロリアとフィルは、
時には恋人同士のように罵り合い、
時には親子のように喧嘩しながら、ニューヨークの街を逃げ回る。
グロリアはドレスにハイヒールでブロンドの髪をなびかせ、
ギャング映画の殺し屋のように銃を撃つ。
フィルはかわいい子どもとはほど遠く、
大人の男が着るような服を着て、大人の男と同じ言葉を使う。
物語は未解決の伏線を残したまま進むが、カサヴァテスにとってそんなことは二の次でしかない。
彼はあくまで、妻であり、ミューズである女優「ジーナ・ローランズ」をモデルに、
ひとりの女を描き出そうとするのだ。
孤独で不愛想な女が、意に反して「母親」となり、
子どもを守るために自ら危地に赴く。
そんな瞬間を描ことしたのだ。
グロリアは、わずか数秒のうちに、それまでずっと無縁だった感情に満たされ(その感情はただ抑圧されていただけかもしれない)、生き方さえも変えてしまうのだ。
フィルと過ごすことで、グロリアは自らの孤独を意識し、失われた夢を思い出したのかもしれない。
グロリア・スェンソンという彼女の名前は、
サイレント時代に活躍したハリウッドスターを1文字違うだけなのだ。
あらすじ
ギャングの会計係だった男は
ギャングのお金をピンハネしていたことと
FBIに情報を売ったことで、
家族を皆殺しにされてしまう。
間一髪で息子フィルだけが、グロリアに預けたことで助かった。
グロリアはフィルを守るために命をかける。
感想
フィルと逃げ回る中で、
グロリアの気持ちが変化していく様がとても良かった。
6歳のフィルの言動も大人顔負けの割に忘れ物をしたり、結構ハラハラさせられた。
グロリアのファッションもとても好きだ。
逃げる時にもお洒落を忘れないのが格好いい。
ジョン・カサヴェテス監督はこの「Gloria」という映画で
1980年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。
主演グロリア役ジーナ・ローランズは監督の妻でした。
観る価値のある映画でした。
ランチはコレド室町の四川飯店
「Gloria」終了後、また地下に降り、銀座線で三越前で下車。
本日のランチはコレド室町1の3階にある
陳建一の四川飯店です。
こちらが四川飯店の名物セット2200円です。
旨辛茹でワンタンは3つ入ってます。美味しいです。
担々麺は麺が柔らかくて、いまいち。
陳麻婆豆腐は山椒の風味がきいていて、文句なしに美味しかったです。
ちなみに食欲の落ちてる女子2人組なので、単品で担々麺1200円を注文し、後はシェアしていただきました。
セットの担々麺は単品担々麺より量が少ないと言っていましたが、
ほぼ同じでした。
担々麺の麺がいまいちどころか、失敗した感もありまして、
麻婆豆腐をメインのセットにすれば良かったな後悔しました。
たまには失敗するよね。
お読みいただきありがとうございました。
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