渇き 2014年 小松菜奈さんを知った映画で、彼女が忘れられなくなった映画です。

幻想的 映画鑑賞

Amazonプライムで視聴しました。

誰一人、まともな人間がいない物語です。

役所広司さんが

繰り返し「クソっが!」「クソ」と言っていますが、その通りでした。

役所広司さんは離婚された元刑事(藤島)役で

どうしようもない人間なんだけど、家族の愛に渇きを覚えています。

小松菜奈さんはその娘(加奈子)、家族からの愛もなく

彼氏を失ったことで、

復讐する女の子、愛に渇きを覚えています。

出てくる人間、みんな愛に渇きを覚えていると認識し、観ました。

何度か観ていくと、新しい発見があって、ハマるかもしれないです。

Barbara Borra – Gone Away Dream 《渴望》渇きOST

あらすじ①

物語は2012年12月24日から始まり,

3年前になったり

8か月後になったりして

映画の内容をわかりにくくしているので、時系列に話していきます。

映画の中で3 years agoとなっている3年前からたどっていきたいと思います。

中学2年生の時、加奈子と親しかった緒方は飛び降り自殺をします。

同級生の不良松永やすひろに誘われたのがきっかけで

男色の餌食となり、それを苦にしたのです。

(ぼーっと観ているとわからないかもしれませんが、年配の男性に後ろからされているだろう画像が出てきます。)

緒方の自殺で加奈子は変わっていったのだと思います。

もうひとつ、

何度も藤島が加奈子と何かあったような回想シーン。

酔った藤島が加奈子に無視されたことで怒り、加奈子の部屋に入り、暴力をふるっているのか、

自分の娘なのに犯してしまったのかよくわかりません。

あえて曖昧にしているのかもしれません。

幻想的なのです。

でも

加奈子は「愛してる」と耳元でささやきます。

藤島は「クソがァ」と言っています。

緒方が死んでも学校があります。

いじめられっ子のボク瀬岡は美しく聡明な加奈子に惹かれていきました。

屋上でいじめにあった際、加奈子に救われて、

それから

加奈子に誘われるまま

怪しげなパーティにも出て、緒方のようになりたいと口走ってしまいます。

同じく男色家に犯され、画像を撮られてしまいます。

それに怒って、加奈子を探します。

遠藤(二階堂ふみ)を脅し、耳を切るシーンは怖いです。

遠藤から加奈子の居場所を聞き、ホテルに行きますが、

ナイフを振り下ろした瞬間、

別の人物に殺されてしまいます。

加奈子はチョウに軟禁されていて、見張りがいたのです。

(そうしないと誰が殺したかわからなくなります。多分愛川(オダギリジョー)です。

多分、その後、遠藤は自殺したのではないでしょうか。

(後で中学の担任が自殺したと言っていました。)

あらすじ②

2012年12月24日、クリスマスイブの日。

藤島は妻が不倫相手といる自動車に突っ込んで、事故を起こし

暴力沙汰を起こします。

それがきっかけで警察を退職します。

多分そのせいで、離婚は妻側に有利な条件で終わります。

藤島は統合失調症と躁うつ病の両方で病み、

薬がないと生活できません。

いつも幸せな家族像を夢見ています。

藤島は家庭を大事にしていなかったのに、失ってそれに気がついた馬鹿者です。

あらすじ③

2013年8月

コンビニ強盗があり、3人が殺されていました。

第1発見者は藤島でした。

後でわかりますが、殺したのはチョウに雇われている警察官の愛川オダギリジョーです。

殺された3人の中に松永の後輩小山もいました。

松永は暴力団石丸組に追われていました。

チョウの売春組織:

加奈子はチョウに取り入り、売春組織に協力していきました。

自分に憧れる同級生らを騙し、覚せい剤漬けにし、売春させていたのです。

同8月

別れた妻から加奈子が行方不明だと藤島に連絡がありました。

藤島が加奈子の部屋を調べると、バッグに覚せい剤がありました。

まずは加奈子の交友関係から調べていきました。

(ちなみに8月9日加奈子は死んでいます。)

同8月16日

藤島は加奈子の友人に会い、話を聞きます。

森下(橋本愛)、長野(森川葵)は塾友達です。

森下は加奈子が嫌いで長野は何かに怯えているようです。

長野が何度もペットボトルの水を飲むので、覚せい剤使用を確信します。

次にガストで

不良っぽい友人らに会います。

同8月17日

元担任の先生(中谷美紀)に会います。

中学時代(3年前)

加奈子は不登校気味だったということ、

同級生の遠藤いくみが薬物中毒で死亡との情報を得ました。

加奈子に覚せい剤を渡したのは松永と遠藤だと確信します。

同8月20日

ロッカーを開けると、そこには写真が入っていました。

チョウの売春組織の客が写っていました。

加奈子がチョウとベッドにいるものもありました。

警察関係の顔もありました。

松永が石丸組に追われていたのは、チョウを裏切って写真を盗んだからです。

松永は加奈子に魅了されて、裏切り、殺されてしまいます。

加奈子を探したい藤島は愛川の家族を拉致しますが、

愛川は妻や子どもを殺し、車のトランクにはチョウの死体が入っていました。

チョウに使われていたのに、自分の立場が危うくなったので、殺してしまったのです。

あらすじ④

2013年12月24日

藤島は写真に写っていた女の子から元担任のところへ行きました。

そして、元担任から

自分の娘に売春させていた加奈子を殺したと告白させたのでした。

加奈子の死体を探すため、雪を掘る担任。

自らの手に覚せい剤を注射し、雪を掘る藤島は狂っていて、怖いです。

加奈子の渇き:

加奈子は緒方が自殺してしまった原因がわかってしまいました。

松永がチョウの売春組組織に緒方を売ったのです。

加奈子はまず松永を夢中にさせます。

中学時代、瀬岡のイジメをストップ出来たのは加奈子が松永に頼んだからです。

中学生でヤクザさんと知り合いで同級生を差し出すって、どんだけ悪人なんでしょうか。

松永のつてで

組織に入り

チョウの寵愛を受けるまでになります。

チョウには商品である同級生を紹介し続けます。

加奈子は東大進学コースに行っていたと塾友達が言っていました。

IQが高い人は

相手の気持ち・考えていることがよくわかり、相手が期待している返事をすることができます。

遠藤が

加奈子は相手が言って欲しいことを言って、夢中にさせて

後でめちゃくちゃにすると言っていたことと一致します。

加奈子もまた覚せい剤の魔力にはまり

魅力的な笑い声は、加奈子の悲しみに聞こえます。

藤島(役所広司)の渇き:

加奈子が行方不明になり

元妻が連絡をしてきたことで、家庭を取り戻そうとしたのか。

藤島は妻が不倫していたのに激怒し、

妻と不倫相手が乗った車に突っ込んで、事故を起こしました。

刑事を退職、マンションと加奈子を取られ、離婚しています。

頭に血が上りやすい性格は損をします。

不倫現場を見ても落ち着いて行動しないとすべてを失いますね。

藤島はその後、統合失調症と躁うつ病を発症してしまいます。

いつも幸せな家族を夢見ています。

ですが、やっていることはクズで、キチガイです。

感想

この映画を1度で理解出来た方はIQが高いと思います。

3回観ても、わからないことがたくさんあります。

緒方の自殺の原因をつくった奴らに復讐しただけの映画とは思えないです。

加奈子は自分も破滅させています。

元担任の子どもは小学生という設定なのでしょうか。

欲しがっていた携帯を与え、加奈子の虜にさせ、売春をさせていました。

○○ちゃんは嫌がっていなかったと悪ぶらず言っていたことで、担任は衝動的に刺してしまったと思われます。

覚せい剤使用が至るところに散りばめられているので、

幻想的なシーンもそのまま楽しめず、怖いものに感じます。

すべては薬剤のせいなのかもしれないな、薬物禁止を強く訴えたいと思いました。

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