エイリアン3/リプリーにはクイーンが宿っていた。腹から出たエイリアンを押さえ死へ向かう姿が悲しく美しい。

宇宙空間 映画鑑賞

リプリーにはクイーンが宿っていた。腹から出たエイリアンを押さえ死へ向かう姿が悲しく美しい。

1番緊迫する予告編をどうぞご覧ください。↓

あらすじ①脱出機が囚人惑星に激突

2270年、

宇宙空間

スラコ号が漂っている。

スラコ号の内部が映り

天井部分にエイリアンの卵がすでに開いていた状態で見える。

幼虫エイリアンの触手が動いている。

ニュートの冷凍休眠機が割れた。

冷凍休眠機の中、誰かの顔に幼虫が張り付いている。

エイリアンの体液により船が溶け、火災が起きたようだ。

非常事態となり、スラコ号から

脱出機が発射された。

そして、

囚人惑星フューリー金属精錬所

YY染色体保有者 矯正施設

(YY染色体を持つ人間は現在存在しない、映画のために作られたと思う。

人間は最後のDNAがXXなら女子XYなら男子になる。稀にXYYの男子が産まれるらしい。

YY染色体の人間は生まれ持っての犯罪者というイメージなのではないだろうか。超悪人。)

特別境界区域に

非常脱出機2650が激突した。

ヒックス伍長の左手の前にエイリアンの小さな卵があり、それは開いている。

不確かな映像だが冷凍休眠の間に

エイリアンは生き延びようと繁殖していたのではないだろうか。

卵はマザーがリプリーから追い出される前に何処かに産んでいたのだろう。

脱出機のドアが開いた時、犬が吠えていたことから、

生きたエイリアンがいたのは間違いないと想像される。

エレン・リプリー中尉:生存

姓名不詳(ニュート)女性 推定12歳:死亡(睡眠カプセルの中で溺死)

ドウェイン・ヒックス伍長:死亡(支柱に刺さって即死)

(お腹が裂けているようにも見える)

ヴィショップ 341-B ヒューマノイド:機能停止

あらすじ②ニュートとヒックス伍長との別れ

犬が脱出機の中に向かって吠え続けている。

中にはエイリアン幼虫がいた。

所長は囚人に事の次第を説明した後、

1週間以内に救助隊が来るからリプリーに監視をつけて外に出さないように命令した。

この星には男性のYY染色体保有者しかいないらしい。

以前は5000人いた労働者が今は25人、

溶鉱炉の種火のために閉鎖しないらしい。

リプリーは目が覚めると脱出機と死体の調査に向かった。

冷凍休眠カプセルの一部が溶けていた。

リプリーはニュートの解剖をお願いしたが、胸部には何もいなかった。

一方犬を探していた囚人は成長したエイリアンに殺されてしまう。

これで囚人24名と所長・85・リプリーの27人だ。

遺体を調査員が来るまで保存するという所長と

火葬してくれというリプリー、

所長はYY染色体を持つ囚人を刺激するなと警告し、

死体を始末していいと言った。

ニュートとヒックス伍長の遺体を溶鉱炉に投げ込んだ。

あらすじ③エイリアン誕生

犬からエイリアンが産まれた。

犬っぽい形態をしている

リプリーはシャワーを浴びながら、自分への悪口を聞いていた。

この施設は会話が筒抜けだ。

YY染色体を持つ囚人らはリプリーに冷たかった。

信仰心を持つ人々だった。

リプリーは食堂で、ディロンにニュートらの弔辞の礼を言った。

ディロンはリプリーを宗教に誘った。

クレメンスと会話をするが、それも筒抜けだった。

リプリーはクレメンスとセックスした。

(生理的現象か。ここだけリプリーは女性になる。)

換気口のそばで作業していた囚人は奇妙な皮を見つけた。

すぐそばに穴があり、犬がいると思ったのにエイリアンだった。

囚人は体液をかけられ、あせって、回っている大きな換気扇に自分から飛び込んで死亡した。

セックス後まったりしていたリプリーは

クレメンスの頭の後ろには囚人の印のバーコードを見つけた。

(クレメンスも囚人だった。)

換気口のそばで死んだ囚人はマーフィーだった。

強い風だけれど吸い込まれたのではなく

風は吹き出していた。

所長はクレメンスを部屋へ呼んだ。

あらすじ④クレメンスの告白と死

所長はクレメンスにリプリーから目を離すなと言い、

過去をばらすと脅した。

リプリーは脱出艇を調べていた。

そこへクレメンスがやってきて、マーフィーが死んだ場所で気になるものを見たと言った。

焼けたような跡だ、

あの子のカプセルにも、、、

隠さずに教えてくれ。

と頼んだ。

リプリーはゴミ捨て場にヴィショップを探しに行くが、

囚人に襲われた。

ディロンに救われた。

囚人らは何かの調査をしていた。

そこでエイリアンに仲間がやられた。

エイリアンを見た囚人は叫びながら逃げた。

リプリーはヴィショップを起動させた。

フライトレコーダーを読んでもらった。

脱出機にエイリアンが最初から乗っていたのだ。

それは会社も知っている事実だった。

(またしてもウェイランド社はやらかしている。)

何人も殺した凶悪犯が血だらけで怯えていた。

エイリアンの

身長は2.5メートルで体液は強酸性だ。

武器はなかった。

精肉用の大包丁と台所包丁、消火用のオノ

絶望だ。

リプリーは医務室に監禁された。

医務室には囚人1人とリプリー、クレメンスだけ。

クレメンスの告白、

クレメンスは薬物中毒だったが、医者として頑張っていた。

夜勤明けの事故で大勢の患者が運び込まれた時、鎮痛剤の量を誤って11人を殺してしまったのだ。

刑は寛大だったが他に働き口がなかった。

そこへエイリアンが天井から襲ってきた。

クレメンスは死亡。

リプリーのそばに来るが、なぜかエイリアンは何もせず出て行った。

食堂で所長が今後のことを話しているとリプリーが叫びながらやってきた。

所長が医務室に戻れと言うと、

天井から現れたエイリアンが所長をさらっていった。

あらすじ⑤闘う準備

囚人らは揉めながらも準備を進める。

施設の設計図を見ながら計画をたてた。

食堂と医務室を結んでいる通風管

(さっきのエイリアンは医務室でクレメンスを殺し、食堂で所長をさらった。)

そこに入ってエイリアンをおびき寄せるのだ。

通風管の長さは何マイルもある。

(1マイルは1.6KM)

エイリアンはこのあたりにいる。ライオンはシマウマの群れから離れないのと一緒だ。

懐中電灯さえなく、たいまつを作った。

核廃棄物用の倉庫の扉は壁も厚く監禁すれば絶対に出られない。

爆薬もあった。キニトリセチリン

エイリアンをあぶり出してここに閉じ込める。

合図するまで点火しない決まりだったが、

囚人がエイリアンに襲われ、

葉巻を落としたことで引火、爆発してしまった。

みんなは廃棄物倉庫に逃げた。

スプリンクラーで火を消し止め、死んだ囚人を拾った

10人は死んだ。

あらすじ⑥リプリーに変化

リプリーは神経が変だと言った。

所長85に体内透視してもらうと

エイリアンがいた。

しかもマザーだった。

(卵を産めるところがついていたと思われる。)

救助隊が来るのを断れと所長85はリプリーに言われるが

断固反対する。

彼には地球に妻子がいるのだ。

そして

会社から緊急連絡がきた。

特別緊急連絡

エレン・リプリーを保護せよ

リプリーはエイリアンを探しに地下へ行った。

自分を殺してもらおうとしたのだ。

だがエイリアンはリプリーを殺さなかった。

リプリーはディロンに自分を殺してくれるよう頼んだ。

リプリーの身体にはマザー、卵を産めるエイリアンがいるのだ。

ディロンはリプリーを殺さず、エイリアンを殺す手伝いをしろと言った。

あらすじ⑦会社の考え

囚人らは救助隊が来るのを待った方がいいと言ったが

リプリーは反対した。

会社の人間は海兵隊員を見殺しにしてまでエイリアンを欲しがった。

今度もそうするだろう。

ディロンはエイリアンを溶鉱炉に誘い鉛を浴びせさせる作戦を考えた。

エサは何だ?

(俺たちだ。)

どうせ死ぬのなら戦って死のう。囚人らは立ち上がった。

1人でもミスしたら終わりだ。

囚人はビビッているがやるしかない。

老朽化でドアが閉まらないということもあったが、

エイリアンがいたことで急に始まった。

施設は迷路のようだ。

救助船が近づいていた。

囚人がやられた。

エイリアンが目の前まできたが、逃げてしまった。

ウェイランド社の人間が到着した。

エイリアンが目の前に現れて、ビビる囚人たちだが、

立ち向かっていくリプリーにもビビッていた。

溶鉱炉に誘い、リプリーは一緒に死のうとする。

ディロンはリプリーを逃がした。

(仕方がない、リプリーは餌食になれない。)

ディロンはエイリアンの餌食になったのだ。

リプリーは自分を殺す約束を破ったと怒った。

溶鉱炉の中からエイリアンが飛び出してきた。

どんだけ丈夫なのか。

囚人はスプリンクラーの水をエイリアンに浴びせろとアドバイスした。

それは成功し、エイリアンはバラバラになった。

会社の人間がリプリーを捕まえにきた。

アンドロイドのヴィショップと同じ顔の人間が来ていた。

リプリーのお腹からエイリアンを取り出す、君を助けると言った。

リプリーは信じなかった。

モースが撃たれた。

所長85がヴィショップの設計者に殴りかかった。

モースが撃たれたことに腹をたてたのだろうか。

モースに助けてもらい、リプリーは鉛の中に身を投じた。

鉛に到着する前にエイリアンが腹を突き破って出てきたが、リプリーはそれを抱きしめて離さなかった。

見事な最期だった。

管理会社は囚人惑星から撤退した。

生き残ったのはモースだけだった。

アッシュ、ダラス船長とも全員死亡

本船は爆破しました。

あらすじ⑧エイリアン1の最後、リプリーの言葉

6週後 銀河系に達する予定

回収を期待します

私はリプリー

ノストロモ号のただ1人の生存者です

感想

最後のリプリーが地球にあてたメッセージを流した意味は何なんだろう。

リプリーがエイリアンに寄生されていたとは驚きだった。

(救助された時にはすでに寄生された後だった。)

しかもエイリアン幼虫が産まれるまで時間がかかっている、

それがクイーン(卵を産めるエイリアン)ということなのだろうか。

今回もリプリーの活躍がすごかった。

何しろ、囚人らもおののくくらいエイリアンに立ち向かっていくのだから。

この星の囚人らは他の犯罪者とは格が違うという前提なのにだ。

エイリアン2のような派手な闘いはない。

そもそもそんなにたくさんエイリアンはいない状態だ。

それでも簡単に囚人らを殺していく様は恐ろしい。

リプリーはお腹から出てきたエイリアン幼虫を抱きしめて溶鉱炉に落ちていく。

それが悲しくもあり美しかった。

お読みいただきありがとうございました。

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