レクター博士がなぜ病んだのかわかる映画です。
戦争のせいです。
あらすじ
感想
危機的状況ではみんなが理性を保てなくなってしまいます。
海の上での遭難や
冬山での遭難、
戦争中
生きるために仕方なく人を食してしまいました。
そういう状況に陥ったことがないので非難は出来ないです。
(でも一定数、どうしても食すことが出来ない人もいるんだろうなとは思います。それで死ぬのも仕方ないのです。死んだ父が何回も言っていたことがあります。「終戦後食べるものがなくて本当に辛かったけれど、ゴミには手を出せなかった。」多分父は人間を食べることができなくて死ぬタイプです。)
戦争下では
生きたままの人間を解剖したり、手術をしたりもしていたそうです。
(人種が違うから、敵国の人間だからできたのかもしれません。)
それが医学の進歩になっていることも事実だそうです。
ハンニバル・レクターは非常に頭が良く、生命力に溢れています。
ソ連の監視下にあった孤児院(リトアニアにあり、以前は父親のレクター城でした。)
からフランスのおじの元によく移動できたなと思います。
その辺の国事情は歴史に疎く不明ですが、
逃げたところがフランスという選択は良かったと思います。
おじは亡くなっていましたが、未亡人のムラサキに武道を習います。
ムラサキは日本人っぽくないです。
外国人が想像する日本人はなんだかいつも違います。
ハンニバルは医学を勉強しながらも
妹の復讐を考えていました。
一方、ムラサキに失礼なことをした男の首を斬るなど、
凶暴な一面がありました。
幼い頃の記憶が不確かなため
妹を食べた奴らの顔を思い出すために
自分に何かを注射し、思い出させるところがあります。
あれは一体どんな薬物なのでしょうか。
警察で使っていたのを見て、自分に打っていました。
奴らへの復讐をする中で、
自分も妹を食べていたことを知りました。
知りたくはなかったでしょうに。
復讐を遂げる部分は全部別にYouTube動画で観られます。
こちらは復讐2とされている動画です。
ハンニバル・レクターの美少年っぷりがよくわかります。
ハンニバル・ライジングは戦争映画ではありません。
でも戦争の異常性は十分伝わってきました。
戦争は駄目ですね。
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