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あらすじと感想
ジュリ(キム・ヘジュン)は父(キム・ユンソク)が
鴨料理の店主ミヒ(キム・ソジン)と不倫していることを突き止めます。
鴨料理店の前でウロウロしていたところ、
ミヒの娘ユナ(パク・セジン)が現れ、ジュリは携帯を落として去ります。
ジュリとユナは同じ高校で
ジュリは理系、優等生で進学を目指し、猛勉強していました。
家は普通に裕福そうです。
ユナはどちらかというと劣等生で、教師に目をつけられていました。
母ミヒの鴨料理店もあまりうまくいっておらず、貧乏です。
ユナの母親は10代でユナを産み、今の恋愛を楽しんでいるようです。
妊娠をしています。
ジュリの家庭では母親ヨンジェ(ヨム・ジョンア)は模範的な母親であり、不倫や相手が妊娠している事実を知っても、きちんとした生活を送ろうと努力しています。
ヨンジャは夫の不倫相手ミヒの店に行き、何か言ってやろうかと思っていたのかもしれませんが、
何も言えず、立ち去ろうとしたところ、
口論になり、
ミヒを突飛ばしてしまいます。
そのせいではなかったのですが、お腹の赤ちゃんは早産で生まれ
保育器に入りました。
保育器に入っている双方の弟になる赤ちゃんを見つめるジュリとユナ。
小さな命に感動し、何かが芽生えます。
この映画では
不倫をする女:ミヒ
ユナの父親はろくでなしで、離婚します。不倫を楽しんでいました。
出産した子どもは異常があり、早くに死んでしまいます。不倫相手は妻とやり直したい気持ちが見え見えで、別れを決意します。
ミヒの子ども:ユナ
早産で生まれた弟を退学して育てたいと思うのですが、弟は死んでしまいます。母親のことは嫌いになれません。ヨンジェが払った病院代をバイト代で返しにいきます。
不倫をした男:デウオン(キム・ヨンソク)
家庭に問題もなく、ちょっと辛いからといってやすらぎを求めた結果、みんなの心に傷を負わせるひどい男、映画ではオヤジ狩りにあい、いい気味です。情けない人間です。
病院代はお前が払えって、多分映画観ている人は思いましたよね。
不倫をされた妻:ヨンジェ(ヨム・ジョンア)不倫の事実を知っても家庭では普通でありたいと思い、ジュリの世話をやくところが切ないです。教会の懺悔室で本音を言います。
(懺悔室便利だなと思いました。人間には本音を言うところが必要です。)
故意ではないのに、ミヒが早産してしまったことで、
治療費を払ったりお見舞いにお粥を運んだりします。
ヨンジェの子ども:ジュリ
生まれた赤ちゃんは養子に出せばいいと言ったり、合理的な考えを持っています。
ユナとはとことんぶつかり合い、殴り合いもありました。
生まれた弟を間にすると小さな命を尊いと感じ、気持ちが変わっていくのがわかりました。
ジュリとユナが成長していく様子に感動しました。
ジュースに弟の骨を入れて飲む場面も予め予習完璧だったので泣けました。
死者への愛着から、それを受け継ぐという意味があります。
何もせずに死んでしまった小さな弟の分まで、
ジュリとユナは楽しく人生を送っていくと思います。
骨を飲むわけ↓
韓国には姦通罪があった
2015年に廃止になったそうですが、日本にもあったのですね。
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