銀座メゾンエルメス10階に40席しかない小さな映画館があります。
そこでOUR WILDEST DAYS 冒険の呼び声:ファントムジェネレーションを観てきました。
(ファントムとは幽霊や幻影の意味。)
今回から予約方法や予約日、時間等が変更になり、
アタフタしましたが、無事に友人の分と2席予約できました。
酷暑のせいか、満席のはずが空席がかなりありました。
あらすじ
アテネに暮らす20歳のクロエは家族に素行の悪さを責められ、
家を飛び出す。
深夜のガソリンスタンドで危ない目にあいそうになり、
偶然居合わせた若い男女のグループに助けられた。
クロエは成り行きで彼らと行動を共にする。

彼らはキャンピングカーに乗って、ギリシャ中を巡り、
生活困窮者支援をしているという。
しかし、
その手段は非合法で危険を伴うものだった。
彼らとの交流の中で
クロエは自由で刺激的な生活を体験していく。
それが明日終わってしまうものだとしても。
社会の周縁で人間性を求めて生きる若者たちの姿を描く激しくも美しい青春群像劇。

感想
クロエは愛情のある家庭で育った。
だけど、
働かず、
家族に万引きをして小遣い稼ぎをしていたことがばれて、
警察官の兄や母親に責められるとすぐ家出をする。
若い頃には自由に生きたいと思うかもしれないが、大抵は思いとどまる。
自分を愛してくれている家族がいるからだ。
クロエは飲食店でお金がたりなくなり、それを援助してくれた男性の車に乗り、危ない目にあいそうになった。
それをキャンピングカーのグループが助けてくれたのだ。
そこでの生活は刺激的だった。

彼らがやっていることは泥棒だ。
ギリシャという国の状態がまったくわからないのだが、
生活困窮者らは苦しくなると手元にあった時計を売り、それで食物を買った。
彼らはその売られたものを取り戻し、元の持ち主に返していた。
しかし、お金も盗んでいた。
泥棒に入られた店は損害を被るし、
店側は売りにきたものを買ってあげているだけで、奪っているのではない。
景気が悪いのは店のせいではない。
いつまでも続いていけるわけではないと思うけど、私は羨ましいと思わなかった。
観る年代によって感想が違うと思う。
このグループはいずれ逮捕されるだろう。
そしてクロエには戻る家族がいる。
若い頃の肌や無邪気な笑顔、そんなものが画面を通して私に懐かしさを思い出させた。
昔20歳だった。
かなり生きたな
って思った。
お読みいただきありがとうございました。
