何の映画か知りもしないで、観始めた。
長澤まさみが美しい。
まさみちゃんはこんなにも美しかったかとずっと感心してしまった。
地味な着物から出てる手足の美しいことったら、
乱暴な言葉使いもそれを際立たせたと思った。
あふれでる色気というのはこういうことなんだなと納得してしまった。
ちなみに私はおばさんだ。
あらすじ お栄

1820年
お栄は葛飾北斎の娘。
絵師の筆明と離縁し、鉄蔵の元に転がりこむ。
鉄蔵の弟子初五郎に恋心を持つ。
薬屋で500歳まで生きると言われて
煎じ薬を買う。
大層まずいのだが、鉄蔵が続けて飲んでいる。
あらすじ 鉄蔵
葛飾北斎。
やりたくないことはしない。
津軽越中の守が屏風を書いて欲しいと小判を持ってきても断る。
断り続けていたら、武士が北斎を切って自分も切腹するとのたまわってきたが、
お栄が
こんな老いぼれじゃなくて俺を切ってみな
と啖呵をきり、乗り越えた。
あらすじ 絵筆
お栄は長屋で筆を探すが見つからない。
家がかなり汚い。
鉄蔵、お栄は整理整頓できない。
鉄蔵が筆を見つけて渡すもいらないと言う。
お栄は別れて暮らす母親がくれて絵筆を使うことにしたようだ。
それは鉄蔵が以前使っていたものだった。
あらすじ 引越
鉄蔵は家が汚くなると(手狭になると?)引越をした。
94回とも言われている。
あらすじ 応為
おーい、おーい、と鉄蔵に呼ばれるからお前は葛飾応為だ!と
命名された。
あらすじ 絵師
1848年、弟子の善次郎が死んだ。
鉄蔵は俺は人間になりたいと言った。
その当時としては長生きだ。
あらすじ 富士
1849年、享年90歳
葛飾北斎は逝った。
それから娘のお栄の行方はわからなかった。
感想
年齢を計算してみると
お栄が鉄蔵の元に転がりこんだのが
鉄蔵61歳の時。
資料によるとお栄は2番目の妻の子どもらしいので、
まだ20代だったのだろうか。
女の子は父親に似るというではないか。
鉄蔵の才能や性格を受け継いだのがお栄だったのだろう。
映画を観てはじめて北斎の娘のことを知った。
とても興味がわいたので、機会があれば葛飾応為の作品を観てみたいと思う。
個人的には
火事の時鳴らす半鐘が大きな音に聞こえれば自分がいるところから近いとわかるんだなと
江戸の人の知恵が面白いと思った。
お栄は料理もしないで仕出し屋みたいなところから食べ物を買ってきていて興味深かった。
ちまちま自分のところで火を起こして料理するのも大変だろう。
美味そうなものがない時代だから
行ってみたいとは思わないけど、
何もないけど、それなりに活気があったと感じた。
金魚屋さんて本当にいたのかな。
金魚を買ってきて一体どうやって楽しんでいたんだろう。
透明なガラスの器なんてまだなかったはずだ。
金魚に風鈴、江戸時代の民は風情を好んだらしい。
つまらない映画かと思ったら結構面白かった。
お読みいただきありがとうございました。
