PIGGY ピギー/子豚ちゃんだなんて言わせない!イジメたやつを殺人鬼から救うサラ、強かった。

プールのふちに座る女の子2人 映画鑑賞

イジメっ子を見捨てなかったサラはすごかった。

助けてもらう立場なのにマカはピギーと呼んでいた。心根が腐っている人間だったな。

あらすじと感想

スペインの田舎町。

ティーンエイジャーのサラ(ラウラ・ガラン)はクラスメイトからの執拗なイジメに苦しんでいた。

両親や弟からも理解されず、

家の中でも居場所を見つけられないサラは

ヘッドホンに頭をうずめて自分の気持ちを閉じこめる日々を送っていた。

ある日、あまりの暑さにひとりで地元のプールへと出かけたサラは、

怪しげな謎の男(リチャートド・ホルムス)と、

3人のクラスメイトと鉢合わせてしまう。

再びクラスメイトたちのイジメの標的となるサラ。

マカ、ロシ、クラウはプールで泳ぐサラに虫取り網をかぶせ、溺れさせた。

彼女らはサラの荷物を奪い、持って行ってしまった。

サラは水着のまま帰る。

しかし、その帰り道、恐ろしい現場に遭遇する。

それは、血まみれになった3人のいじめっ子たちが、謎の男の車に拉致され、連れ去られるところだった…。

サラはそれをスルーする。

謎の男はサラにバスタオルを落としていった。

この映画で不思議だったのが、犯人の男がサラに好意的だったこと。

サラの部屋の窓にチョコレートの贈り物をしたり、

車にサラの好きなお菓子があったりした。

犯人の男はポッチャリが好きなのか?

それとも過去にいじめられた経験があり、サラが昔の自分と重なったのか?

最初に殺されたプールの監視員と女性店員は男を馬鹿にしたから殺されたのか?

サラの父親は肉屋さんをやっていて、

サラは狩猟が得意だった。

マカとロシはイケてる女子、

その子らに逆らえず仲間になっているのがクラウ。

クラウはサラと以前仲が良かった。

腕にお揃いのミサンガをつけていた。

サラのことはさらっても拘束しなかった。

サラは最初に3人がさらわれて車から見えたことは誰にも言わず黙っていた。

3人を見捨てたんだ。

死にたくなるくらいイジメられていたら、そうなると思った。

自分の携帯電話を探すことで、怪しい男の隠れ家を見つけてしまったけど、

本来は助ける気なんてなかったと思う。

サラが人間の闇を教えてくれた。

見かけを馬鹿にしてはいけない、

多様性を大事にしよう、

とか言うけど、

ある程度の重量を超えたら、自分でなんとかして痩せないとね。

サラの両親がサラのことデブだと思ってなかったみたいで、そこらへんは愛情深くて好きだ。

サラのママがぜんぜん娘のことをわかってない母親だった。

警察で事情聴取受けた時、サラが生理になってしまった。

それだけでも恥ずかしい。

帰りにペドロの父親が車に乗っていく?と言ってくれたのに、

「生理で汚すと悪いから。」と断る。

ペドロも乗っていたのに。

そういうことわかってない母親は困る。

愛情深くはあるけれど、娘の気持ちは考えない。

助かった2人の拘束を外し、

(殺したのかと思ったら、縄を銃で撃ち外した。腕がいい。)

血まみれになり道路を歩くサラはカッコよかった。

ペドロが運転するバイクにまたがる彼女の顔もまた今までと違った。

ペドロは裏のクラウの顔を知らなかったから別れると思った。

ペドロはイジメは嫌いと言っていたから。

それにしても血まみれのサラを見たら、

どうしたの?

くらい聞いてくれと思った。

これからは町の英雄となり、誰もサラをイジメないと思った。

スペイン・ゴヤ賞受賞の同名短編作品を基にしたカルロタ・ペレダ長編初監督作品。

お読みいただきありがとうございました。

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