アウト・オブ・デス,ブルースウイルスの撮影は1日だけ。

森の中 映画鑑賞

ブルースウイルスさん、失語症を患い、引退されましたね。

世間の評価は低いけれど、

全員人間くさい演技で、

そこは評価したいと思います。

ホントはみんなこんな感じで失敗して、うまくいかないのだろうなと思いました。

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あらすじと感想①

シャノン(ジェイミー・キング)は父親が好きだった山に遺骨を撒きにきました。

そこで

どういうことだかさっぱりわからないのですが、

シャノンは父親にお前にはこの山を登りきることが出来ないだろうと言われていました。

ということはシャノンはそもそもひ弱で小さな1000メートル級の登山も出来ない身体なのでしょう。

それから

シャノンの格好が登山をするものには見えません。

短パンにシャツ姿でリュックを背負っています。

そのリュックの荷物の半分は父親の遺骨が入っている壺です。

登っていると途中で雨が降ってきました。

シャノンはすぐに「パパが言ったとおり、私には無理だった」と下山を匂わせます。

下山途中で警官ビリーと麻薬売人ジミーの会話を聞き、

録画しながら様子を窺っていました。

ビリーが麻薬売人ジミーを射殺したのに驚き、音をたててしまい、追われることになりました。

あらすじと感想②

ジャック(ブルース・ウイルス)は最愛の妻を癌で失い、鬱病になりました。

フィラデルフィア市警を辞め、姪の家で過ごすことにしました。

姪に勧められ、お散歩していたら、

警官2人がシャノンに銃を向けていて、

事件に首を突っ込むことになりました。

アメリカ最低映画を決めるラジー賞の最低演技賞にノミネートされていたらしいです。

ブルース・ウイルスの撮影はわずか1日であったとも揶揄されています。

病気であったことを納得の上、

ブルース・ウイルスが少しでも出演している映画は集客力があるため、双方向で納得していればいい話です。

ブルースの演技は悪くないです。

失語症とは

失語症は、話す、書く、話を理解することに影響が出ることでコミュニケーションも難しくなる。認知症はゆっくり症状が表れるが、失語症は突然症状が表れることも多く、原因は、脳卒中や頭部の外傷などがあるが、原因はわからないことも多いという。

まだ67歳なのに、なんだかかわいそうで不運です。

名優なのに。

あらすじと感想③

警官ビリー(女性)は同僚警官トミーに援護を頼み、シャノンを探します。

ビリーが警官として、ポンコツすぎます。

人間味があるともいえます。

悪い警官です。

警察官が流す麻薬取引の最中に会話を録音されているのに気づき、ジミーを射殺しちゃいます。

死んだジミーと車を隠していたら、

音がしたことに気づきました。

シャノンはカメラを落として逃げます。

ポンコツビリーはシャノンを取り逃がしてしまいます。

ビリーは私は警官だから大丈夫と誘い出し

シャノンが自ら出てきたのに、また取り逃がします。

隠れていたシャノンに反撃されて、刺され最後は死んでしまいます。

トミーは麻薬売買の黒幕で市長候補の弟ハンクに使われ、

なんとかシャノンやジャックを見つけ始末しようとするも、

途中で麻薬を吸ったりしています。

そんなことしているから、

シャノンを捕まえるも、自分の拳銃を奪われ、撃たれて死んでしまいます。

黒幕ハンクはなんとかつくろって、シャノンとジャックを始末しようとしますが、

結局失敗します。

逮捕された後、自殺します。

あらすじと感想④

容疑者全員死亡で終了してしまった事件でした。

シャノンは戦ってきて、自信をつけ、今度は山の頂上まで行けそうな気がしますし、

ジャックは死んだ妻の死を乗り越えて鬱病が治りそうな予感です。

物語全体としては皆さまがおっしゃるB級感はありました。

小さな村だけで全ての撮影ができた感もありました。

失語症という病気を抱えながら、頑張ったブルース、悪くない映画でした。

お読みいただきありがとうございました。

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