CODA あいのうた//先が読めてしまうが感動作

CODA あいのうたDVD 映画鑑賞

パパとママと兄貴は聴覚障害者の役ですが、本当に聴覚障害を持つ俳優さんが演じているそうです。

CODAの意味

Childrer Of Deaf Adult 

聞こえない親を持つ聞こえる子ども

っていう意味らしいです。

2014年のフランス映画「エール」のリメイク版です。

あらすじと感想

聴覚障害者の家族の補佐をしながら成長してきたルビー(エミリア・ジョーンズ)は高校生になりました。

授業に合唱を選びました。

そこで、先生に才能を開花してもらい、バークリー音楽大学に合格するまでの物語です。

パパ(トロイ・マイケル・コッツァー)

ママ(マーリー・マトソン)

兄貴(ダニエル・デュラント)は本当に聴覚障害のある俳優さんです。

パパと兄貴は漁師で、ルビーに毎朝手伝ってもらい、船を出していました。

健気に手伝いをするルビー、

海の上で大音量で流す音楽に合わせ、歌を歌っています。

基本的にこの4人家族は仲が良いです。

ルビーは大学進学したい気持ちがあっても

自分がいなくなると家族が困るとわかっていて、

やめることにします。

家族を愛するが故の決心です。

ここまでで、

毒親とまではいかないのはこの家族が聴覚障害者だからです。

誰かの助けを必要としているのは周知の事実です。

この家族の素晴らしいのは、自分らのことは自分らで何とかするから、

愛するルビーには自分の好きなことをやって幸せになって欲しいと思える気持ちがあることです。

家族も悩みますが、ルビーを試験場に送ります。

試験場の舞台で家族に手話をまじえて歌うシーンは素敵です。

結末が読めてしまいますが、

ルビーの心の葛藤、

対する兄貴の気持ち

対する母親の気持ち

対する父親の気持ち

がわかって、いい映画でした。

お読みいただきありがとうございました。

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